Clicでは2回目のイタリア留学となりました。前回は5年前、ローマで1ヶ月と短期留学でしたので生活に慣れたころに帰国となってしまったし、今までの勉強・仕事(美術・デザイン関係)に結びつく経験を得たいと思い、今回は6ヶ月語学コース+インターンシップ2ヶ月を選びました。

○語学コースの授業について
日本人学生として実感したのは単語力が足りなかったに尽きます。日本で一通り習ったので文法はあまり苦労はありませんでしたが(時制の一致は別として)、毎日の授業で知る新しい単語はかなりの数でした。特に毎日、新聞やテレビ番組から興味のある内容を紹介する宿題や、単語のなぞなぞゲームをする時など、他の国の生徒とは比較にならないもので自分の語彙力の少なさに落胆しました。留学にあたり電子辞書を購入したのは大変役に立ちました。 興味深かった授業は、一つの物語を夢の中の出来事としてや、現在の話を過去に、若者言葉などに変化させ文章を書く練習をしたことです。

○ インターンシップについて
美術作品の修復家のアシスタントと紙製品のお店で制作・販売と2箇所で経験させて貰いました。自分の希望を話し、履歴書を書く。受け入れ先を紹介してもらい、勤務時間や仕事の内容を自分で交渉するなど緊張の連続でした。 学校という限られた場所から出て、専門的な場所で働くことは本などの知識から得られない経験の連続でした。美術的な事もそうですが「買い物をする」「道を聞く」といった決まりきった会話から離れ、イタリア社会を垣間見たのは興味深かったです。

○ 滞在・生活全般について
初めの1ヶ月は学校の紹介で、その後は紹介で他のイタリア人家族の家にホームステイしました。前回の留学では学生のみのアパートで生活が物足りなかったこと、またイタリア人との生活も経験してみたかったことがホームステイを選んだ理由です。子供の居る家庭だったこともあり、子供の面倒を見たり、料理をいっしょにしたり、車で郊外に連れてもらったりと学生同士のシェアアパートとは違い活動範囲が生活密着型で楽しい経験となりました。勿論クラスメイトとパーティを開いたり、旅行やディスコに行ったりと勉強以外でも忙しい毎日でした。

自分の目的と準備で留学の成果が変わり、また知り合った友人・知人によって行動範囲が変わりました。たまたま、CLICではいろいろな国から満遍なく集まっていたのでよい刺激になりました。



長時間のフライトの後、ようやくフィレンツェの町並みを飛行機から見た時の最 初の印象は、
どこか懐かしい感じを受けました。それは、私の生まれ育った京都に似ているか だと思いました。
山々に囲まれて、古い建物がたくさん残っていて、かつそれを大事にしている心 が似ているのだと 思います。

学校初日は、クラス分けのテストを受けた後クラスに行き簡単な自己紹介をして 授業が始まりました。ただ、初日ということもあり少しの緊張と不安でこの日は あっという間に終わりました。学校、クラスに何人かの日本人がいてくれたこと に助けられました。

フィレンツェでの生活はいつの間にか2週間が過ぎました。毎日が楽しいせいか 気づいたら2週間という感じです。楽しいと思うのには、1つは、学校がアット ホームで、先生たちは理解するまで根気よく教えてくれること。そして、色々な 国から来た友達がいること。そして、そんな人たちに囲まれ異国で生活すること で、日本で当たり前と思っている事がそうではなく、もっと他の方法がある、も っともっとポジティブに人生を生きられると日本や日本人である自分を客観的に 見れる事が実に楽しいです。
私は今、28歳ですが、日本にいる時はこの留学を年齢的に少し遅い留学だと思 っていましたが、今、ここで生活してそんな考えはなくなりました。 1年後にどんな自分になっているか楽しみです。